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青の車体に魅せられて

4分の停車時間には浪漫がありました

新しい旅の幕明け!欧風客車サロンエクスプレス東京④完結

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 お久しぶりです。完成記事の更新をすっかり忘れていました。
 どんな作業をしていたか読者の方も忘れてしまっていると思いますので、その場合は適宜戻っていただけると幸いです。

 ●仕上げの前に一工夫。室内の製作
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 展望車の大きい窓が特徴的なサロンエクスプレス東京。折角ですから室内表現もNゲージ製品のものを生かして組み込みます。
 窓割に合うように切り出しました。中間車が大きい個室2部屋と小さい個室1部屋、展望車は1号車にスペースの関係で2人用個室が誕生しました笑
 7号車はカウンターがありましたので、短縮の上組み込みます。

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 奇数号車が緑系のソファー、偶数号車が赤系のソファーという違いを成形色ながら再現されていました。どうせならこのモールドを活かしてより良くしたいと思いまして着色してみました。
 写真では個室内の床色はベージュとしていますが、これは赤系のソファーの部屋だけだったようです。
 後になって資料が手に入り、緑系のソファーの部屋は展望部分と同じように緑色でした。Twitterで塗り直すようなこと言ってましたがまだサボっています。
 枕カバーはガンダムマーカーで色塗りする手抜きっぷりでございます。本当は個人個人で独立したタイプなのですが、そこまでやる気力は湧かず。汚くなってしまいそうだったからと言い聞かせてこれでヨシ。
 個室の壁にはN小屋のシートを貼り付けます。トミックス用のものしか在庫が無かったのですが、特に問題はないようです。長さに合うように切り継いでます。
 個室内のシートは入手できなかったのでそのままです。


 ●完成
 製作を止めていた期間を含めて2年かかってのロールアウトでございます。
 反省点も含めて各車両を見ていきましょう。

 IMG_20200518_225519.jpg
 1号車 スロフ14 701
 7号車 スロフ14 702

 古い製品ではありますが展望部分の造形がいいですね。
 両車でヘッドマークを変えています。時代的には交換された後のものなのですが、原型への憧れは捨てきれなかった…。
 違いは以前の記事でも書いた通り側面窓の有無です。これはカウンターがあり、その裏に冷蔵庫等が設置されているからです。
 ちなみにワイパーが吹き飛んでます。撮影の前に取り付けようとしたのですが、不器用が発動し、在庫をすべておじゃんにして萎えたのでそのままです。なんだかなぁ

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 車掌室側です。帯の切れる位置は時代によって変わっていまして、ゆとりとなって廃車する時は帯が扉側まで伸びていました。
 テールマークにもサロンエクスプレスのロゴが入った写真を見たことがあるのですが、ここの詳細は不明です。結局白塗りとしてしまいました。
 車掌室周りの室内は作らなかったのでちょっとダサいですね。次からはデッキも含めて作ろうと思います。

 IMG_20200518_225705_BURST001_COVER.jpg
 屋根も両車でベンチレーターの位置に違いを出しています。なるべく特徴的な部分を残したつもりです。
 本来は車掌室側の茶色の部分がもう少し内側まで伸びているのですが、それを再現すると屋根と一体にする必要があったのでオミットしました。

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 2号車~5号車 オロ14 701~オロ14 704
 6号車 オロ14 705

 中間車は基本的に同じ構造ですが、6号車のみ、トイレ・洗面台を展望車側に向けるために逆向きに連結されます。そのため、個室と通路の位置が海山で入れ替わっているのが特徴です。
 塗装には初めてエアブラシを使用しました。順序としましては、
 黄色6号(西武イエロー+白)→朱色3号(焔朱+??)→赤7号(赤7号+レッドブラウン)です。
 もはや何を混ぜたか忘れてます汗
 基本はガイアカラーを使用していますが、赤7号はモリタ、レッドブラウンがミスターです。

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 2号車だけ、何故か前位側のサボ受けの位置が異なっていましたので再現しています。
 サボにはトレジャーを使用しましたが、実感的でとてもいいですね。貼り付けには苦労しますが汗

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 妻板は2、3号車が種車を考慮しまして貫通扉を設置していません。
 中間車もデッキ付近は室内の再現をしなかったので、ダサい部分が露出してます汗
 銘板や車番等、限りなくすべての表記をインレタで入れました。くろま屋を使用しました。へたっぴでも綺麗に仕上がりますね。もっと綺麗に入れられるようになりたいですが、これで勘弁してほしいです。
 
 ●華やかな牽引機とのコラボ

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 完成した後の楽しみは走らせること。
 サロンエクスプレス東京との王道の組み合わせといえばEF58 61です。更にムーミンことEF55 1との夢のコラボをほつ太朗氏のをお借りして再現しました。この組み合わせは実際にありました。良き時代です。

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 もちろん私の中ではEF62との組み合わせが一番です。
 ようやく牽かせるものが完成しました笑

 ということで長期にわたっての更新となってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございました。
 約2年ぶりの編成もの、エアブラシ導入等、慣れないこともあって勉強もたくさんできました。
 この調子で次回作も頑張りたいと思います。
 Bトレの商品展開は終わってしまったようで、私自身も続けるか悩みましたが、やはりショーティーモデルの魅力は変わらないのです。なので作りたいものを作り終えるまではやろうと思います。
 周りはHOが流行っておりますが、もう少しだけこのBトレというものに付き合っていこうかなと笑
 物好きの方がいらっしゃいましたら、また読んでください~。

 ☆☆☆☆
 
 製作にあたり参考にした文献
 ・ネコパブリッシング 鉄道車輌ガイドvol.28 14系客車
 ・イカロス出版 国鉄型車両の系譜シリーズ 07 形式14系
 ・交友社 鉄道ファン各号
 ・JR東日本ジョイフルトレインカタログ
 
 撮影レイアウト
 一枚目 甲府モデル パンケーキコンテナ
 二枚目 リカラー東京店

 あとタイトルについてのお話
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 新しい旅の幕明け。という素敵なフレーズは国鉄が用意した記念入場券のケースに書かれていた文言になります。
 入場券のデザインもシンプルながら秀逸ですし、力の入れようが伝わってきますね。
 サロンエクスプレス東京のいいところは、窓口でも切符が買える列車に使われていたところですよね。
 クルーズトレインも否定はしませんが、あそこまで行ってしまうとちょっと高嶺の花だよなぁ…
 おじさん的には、上野駅においてあったカシオペアのモックアップに喜んで夢を見ていたあの頃の鉄道が好きです。
 ちょっとぼやいてしまいました。次回作は夏頃出します(唐突な宣言)
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  1. 2020/05/19(火) 00:00:40|
  2. Bトレ・国鉄/JR
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温泉旅行と美味しいもの食べながら生きてます。Bトレサークル、GRAND CHARIOT所属。

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