●ブルーリボン賞も受賞した、国鉄が誇る新しい形の列車
皆さま、遅くなりましたが明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。
去年のまとめの記事でも書きましたが、肝心のBトレは6月に完成をしたEF63のみという状態でした。
そんな中、例年通り忘年会をやることになりまして、それじゃあ一本仕上げましょうかということで、ようやく重い腰が上がったわけです。結局完成できませんでしたけど(笑)
今回はサロンエクスプレス東京を作ります。
ジョイフルトレインなんて言葉がありますが、それの始祖的な車輌になります。当時は欧風客車と呼んでいました。
国鉄末期、若い人達をターゲットに、新しい顧客を取り入れるのを目的に作られました。全個室(コンパートメント)、展望ラウンジ等を設けています。14系座席車からの改造ではありましたが、その見た目、車内は文字通りゴージャスでありました。
1996年に引退となります。全個室なのが幸いし、稼働率が下がったのが要因なようです。
翌年、車体カラーはそのままに、車内を畳敷としたお座敷「ゆとり」に改造されて再デビューを果たし、2009年まで活躍しました。

撮影:父
展示会の時の写真でしょうか。5両編成ですね。私は専ら「ゆとり」世代(笑)ではありますが、名前の響きや見た目に関しましてサロンエクスプレス派なのであります。
個人的にはヘッドマークが好みだったりします。文字だけでシンプルなんですが、そのフォントが少し洒落ていて。
後に交換されていて、何パターンかあったことを知ったのは、実は作り始めてからだったりするのですが(汗)
こんなカッコいい車両ではりますが、当然Bトレでは製品化されませんでした。手にするには改造が必須でございます。
●改造のポイント
ポイントは2つあります。
①列車全体の統一感
Bトレを斬る方なら分かると思いますが、スケールモデルとBトレでは雰囲気が異なるため、編成に何両か混ぜると浮いてしまうことがあります。
それを解消するために、例えば屋根のみBトレのものを使い、上から見たときの印象を統一させるという技法があります。
今回製作するサロンエクスプレス東京の場合ですと、種車の14系は製品が出ています。
この技法を採用する場合、大きな改造が施されている展望車をスケールから短縮し、中間車を製品から改造すればOKです。
ですが、Bトレの屋根を短縮した展望車と組み合わせるのが難しそうです。
更に言うと、斬った車輌とBトレでは窓の処理や断面が違いますので、目線を落として見た時に気になってしまいそうです。
悩んだ末に全てをスケールから斬ることのほうが楽という結論に至りました。丁度KATOのフルセットが安く手に入ったのもあります。
②サロンエクスプレス東京ならではの個性
Bトレにするにあたって、特徴を盛り込んでいきたいと思います。
見た目が一緒に見えるゆとりとは、実は窓の有無に差があります。
ゆとりを将来作りたいので(笑)それの差異を再現するためにも、個性を出していきます。
また、展望車には大きな窓が有り、車内がよく見えます。この部分も折角ですから作り込んで行きたいですね。
長々と話をしてしまいましたが、次回からはいよいよ製作に入っていきます。
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- 2020/01/18(土) 02:57:07|
- Bトレ・国鉄/JR
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