
私が物心ついた頃には関東から103系は撤退していましたが、関西ではバリバリ現役でした(今もですが…)
小学生の頃は父が仕事の都合で大阪で働いていたこともあり、関西方面へ旅行に出かける機会が多くありました。
その時何度もお世話になった戸袋窓の埋まった103系は非常に馴染み深いです。
小さいながらも103系は私の目にかっこよく映り、103系=戸袋窓は存在しないもの。というのが定義付けられていきました笑
そんな思いは今も私の中に根付いており、どうせ103系を弄るなら戸袋窓を埋めるのは前提みたいな感じですね。
●森ノ宮第一編成(2009年ごろ)

散々お世話になった大阪環状線。編成は、30Nの先頭が1両と残りは40Nに統一された割りとシンプルなものを選びました。
40Nは製品化されていますので、車体を大きく弄るのは30Nの先頭1両のみ。コイツだけは戸袋窓を埋める必要があります。
これだけ聞けば「クソ簡単やん!」みたいに聞こえてきますが…なめてもらったら困ります。
40Nもおかしなところがたくさんあるので爆
●全車に共通する加工ポイント:車体編
・妻窓の閉鎖
・サボ位置の修正
・Dコック蓋の設置(または移設)
製品の40Nは何故か試作編成をプロトとしている(と思われる)ため、妻窓が存在します。
コイツの閉鎖が死ぬほど面倒でした。走ったら見えないのに何でこんな作業をしているんだろう…削りながら何度も自問自答を繰り返しましたね。
配管や手すりを避けて削る技術はないため全て潰しています。パイピングは技術を習得したらやってあげます。

モハにはルーバーを設置。再塗装するわけですし、シールだと貧相に見えるのでパーツを付けてあげました。
●全車に共通する加工ポイント:屋根編
・AU75を換装する
103系はもちろん、113系や201系のクーラーにはAU75と呼ばれる集中型クーラーが積まれています。
このクーラーの特徴は、キセの形状やファンの形などが製造された会社によって異なることです。
Bトレは三菱のフック狭・3個。という一番プレーンなものがおそらくプロトになっています。
模型は上から見る機会が非常に多いですから、このクーラーの面白さを楽しむべく、実車の写真を参考に換装していきます。

今回は8両編成に6種類のクーラーが積まれていました。
40N先頭のクハ103-800のみ製品のものを再塗装しています。
そのほかの車両についてはαモデルやGMのクーラーを短縮した上で載せています。
少々値は張りますが、実車の面白い点を逃すわけにはいきませんからね。
また、明らかに形状の異なるクーラーを積んでいるものが真ん中2両目にいます。
これはWAU75と呼ばれるクーラーで、西日本独自のクーラーになります。
形状の似ている209系のクーラーから切り出して使用しています。ちなみに実車もこのように若干短いです。
台座のようなものをプラ棒から製作しました。
●クハ103-261の改造
・戸袋窓埋め
・ベンチレーター撤去
・前面の加工

いわゆる30Nと呼ばれるものです。改造メニューは上記の通りになります。
ユニットサッシを削らないように戸袋を埋めるのに苦労しました。
おそらくコイツが製品化されることはないんだろうなぁと最近思っています。特に根拠はないんですが…。
ただ、戸袋を埋めるのもひとつの楽しみみたいなところがあるので、製品化してほしくないという願望のほうが強いですね。
それに今製品化されても、自分で埋めたほうが安上がりになりますし(殴)
なお、ワイパーが2本のままなんですが、実車は1本なので手直しが必要ですね。コンパウンド練習しないとです。
それから西日本の国鉄型車両はパンタグラフのホーンが1本になっており、さながら私鉄のような雰囲気を醸し出していますよね。
今回はパーツの調達が間に合わなかったので加工しきれていません汗
最悪GMのものでもいいのですが…在庫あるんでしたっけ。
ということで加工メニューが幾つか残っていますが、形にはなりましたので記事としてまとめることにしました。
走らせるとレアイウトに映えるのでいいのですが、加工したことに気づかれにくいのが難点でしょうか。
まぁ自己満足なんでいいんですがね笑
次回の103系はまたまた森ノ宮の予定です。
クーラーの形状がなんとか分かったので、今回と同じようなコンセプトで加工していきたいと思います。
今度は戸袋たくさん埋めないといけないので大変です。…片面で4箇所とかあるからグホァ
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- 2015/09/20(日) 23:33:57|
- Bトレ・国鉄/JR
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