
●歌う電車。初期ロットを弄ってみよう。
1998年に登場した京急2100形は、花形である快速特急用の2扉転換クロスシート車です。各所に海外メーカーの部品を採用してるところから見ても、さながら外車のよう。
一番のポイントはVVVFが歌うことでしょうか。一般人からしたら騒音でしかない起動時や減速時の音を音階にしてしまったのです。
その音色から、ファンの間ではドレミファインバーターと言われ親しまれてきました。
現在は更新に伴って、普通の国産モーターに交換。車体についても手が加えられてちょっとかっこ悪いなぁというのが個人的な感想です。
BトレではHGフレーム採用前から製品化された古参商品です。何度も再販がかかり、その上、市場在庫が無くなるのも早い印象を受けます。それだけ人気の車種なのでしょう。
今回はその2100形を記念すべき初期ロットを使って登場時仕様に仕立ててみました。
●施工内容

①車番・ワイパーカバーのスリッドをインレタで入れる
②スカートをカトーアッシーに交換
2100形登場時の特徴として、ワイパーカバーの文字がその車両の番号になっているという点です。
現在はすべての車が2100という文字ですが、当時は2101であったり2108でした。
第三編成が登場した際に番号の位置が変更されたため、この姿はかなり短期間だったものと思われます。
Bトレはこの部分がシール表現だったので、トレジャーのインレタで転写しました。
側面の番号はGMのインレタになります。
スカートについては、登場時ならではのダークグレーに塗装し取り付けています。
ライトも色入れ。製品では黒塗りのモールドで、シールを貼る表現が取られていました。
③アンテナ・排気扇の交換

どちらもモールドが貧弱だったのでGM製に交換しました。これだけで雰囲気が変わりますね。
アンテナから出る配管については技量が追いつかなかったので、モールドの再生はしませんでした。
真鍮上手く曲げられるようになりたいですね。
④インレタ・ステッカー類
前面と側面には富士川のステッカーで方向幕を入れています。これも当時ならではの黒地バックに白文字のスタイル。
あとは車椅子マークとシルバシートを転写しました(シルバーシートじゃなくて優先席と書かれたものを転写してしまったのはここだけの話)
まとめると今回はかなり軽めの施工内容でしたね。
毎回これくらいだと精神的に楽なのですが…笑
とはいえ眺めてると、妻板の手すり立たせたいなーとか、ルーバーをトレジャーのエッチングに変えたいなーとか駄目な人になってます。
1号線関連はもっと作りたいのですが、他にもやりたいことがあるので暫く作らないと思います。
それでは、今日はこの辺で。
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- 2017/05/31(水) 23:08:50|
- Bトレ・私鉄
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