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青の車体に魅せられて

4分の停車時間には浪漫がありました

キハ53-501(末期タイプ)

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 キハ53-500は雪の多い北海道の閑散区間でも1両で走れるように、キハ56を種車に両運転台に改造されたグループです。
 本来の改造目的であった閑散区間での普通運用はもちろん、宗谷・天北線等では急行運用にも抜擢。繁忙期には増結用としても使用されました。
 全部で10両が改造されましたが、種車となったキハ56のロット差、加えて各工場で改造・更新を受けた影響もあり、1両として同じ車が居ない面白いグループとなっています。
 今回は、苗穂工場で改造され、末期は深名線等でも活躍した501を製作しました。

 ●改造のベース
 キハ53-500は製品化されていませんので、内地向けのキハ58を種車としています。
 ミッドナイト製作時と同様に、二重窓を再現するために窓の天地方向を狭めました。
 また、両運転台を再現するために、切り継ぎを行っています。
 それでは細かい加工ポイントに移りたいと思います。

 ●前面

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 両エンドでお顔の表情が違うのですが分かるでしょうか。
 窓下の手すりの長さ、ステップの位置、通風孔の有無等、実車の写真を参考に分かる範囲で作りわけてみました。
 本来なら片エンドに銘板もあるのですが、省略してしまったことに悔いが残ります。
 テールライトは内バメ式なのでトレジャーのものを使用…したのはいいのですが、塗膜が厚すぎてまったく目立ちません(涙
 今回の大きな反省点です。

 ●側面

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 特徴としてあげられるのは露出した雨樋でしょうか。
 内地にもこのキハ53のような両運転台のキハ58系列はいましたが、雨樋があったのはこのグループのみです。
 但し、番号によっては雨樋が取り付けられなかった車もいるんですよね(笑)
 この雨樋ですが、ハンドメイドを表すかのように長さ自体も車両によって差があったようです。
 とくに501は長さが短かったようなのですが、少し長くなってしまったかもしれません。 
 また、前述した通り、窓の天地方向が狭くなっています。

 ●屋根

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 2枚の屋根を斬りついだほか、製品のベンチレーターは撤去してトミックスのものに交換しました。
 信号炎管も銀河のものを取り付け。列車無線アンテナはカトーです。
 雨樋に赤の色を入れるのが地味に面倒でした。

 ●タイプの理由について
 バランサー点検蓋・タブレットキャッチャー撤去跡等の再現を省略したのが主な要因です。
 特に後者なんかは身内か槍が飛んできそうです(笑)
 現状の技術力では無理だなぁと省略したところもあるのですがね。

 ●結び
 完成した姿は気に入っておりますが、正直言いますと二度と作りたくないです。
 というのも非常にコストがかかるのです(苦笑)
 とはいえ人とは不思議なもので、何度か走らせているうちに他の車両も作りたくなってくるんですよね。
 それだけ楽しかったのかもしれませんね、色々。
 今回も恒例のように反省点はたくさんありますが、手すりの取り付けには少しづつ慣れてきた気がします。
 より丁寧な工作を今後も続けて行きたいです。
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  1. 2016/02/28(日) 22:41:00|
  2. Bトレ・国鉄/JR
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温泉旅行と美味しいもの食べながら生きてます。Bトレサークル、GRAND CHARIOT所属。

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